プリズム
以前のブログで
その時に購入した百田尚樹の『プリズム』を読み終えた
これは多重人格と恋愛についての話である
多重人格は精神疾患の一種であるが
人は多くの側面を持っており
例えば、恋人と友人の前での振る舞いの違いだったり
酒に酔うと人が変わる、云々
よくあることであり、
人は誰しも多くの人格を持ち、使い分けている
私ももちろんその中の1人であり、
友人、家族、恋人、見知らぬ人では
全く対応が違う
このように人は多くの人格をもっているが
その中の1つを愛することはわがままであり、
それは愛とは言い難い
愛とは、その人の全てを受け入れることである
分かりやすく言うと、
DVの夫に耐える妻は、暴力の後の優しい夫を愛しているだけであり
暴力を振るう夫を愛してはいない
そしてこれは夫を愛しているとは言えない、と言うことである
愛とは、人の長所に惹かれ発展し、
その短所も受け入れ包み込むことである
結論を述べるならば
どの人格も愛さなければそれは愛とは呼ばない