田舎に戻りたくない女子大生が就活を気ままにするブログ

就活したり、読書したり、音楽聴いたり、寝たり食べたり、、、全然フォローもコメントもされないので寂しいです

スプートニクの恋人

ノルウェーの森を読んで以来、村上春樹の世界に引き込まれ、

先日ブックオフの100円コーナーで、数冊彼の本を仕入れた

 

スプートニクの恋人

 

何が面白いのかは明確ではないのだが、彼の文章は私を海の底に引き込み、

そして話さない、ような、魅力がある

 

私は理解力や考察力に乏しいので、今回もいつものように

読み終えてからいくつかの考察を検索した

 

どうやらミュウはすみれの母親説、と言うものがあるらしい

なるほど、血の繋がりが運命的な出会いという勘違いを引き起こしたのか

 

彼の作品の性描写は、いつも何らかの意味を抱えている

それは単なる愛の記号ではなく、

私の脳の容量では言葉で表せられないものの記号、もしくは象徴である

 

この小説では、記号と象徴のくだりがあったが、なぜかとても印象的だった

それはその二つの違いを懸命に考えたが答えられず、

その回答に納得したからかもしれない

 

かけがえのない存在がこちら側からいなくなってしまった時、

すなわちあちら側に行ってしまった時、

私は抜け殻になるだろう

なぜなら彼は私の愛の象徴だから