別れ
高校の時同じクラスで、唯一同じ大学に進学した友人が退学した
彼とは1年に1、2回会い、ご飯を食べ、時にはお酒を飲みながら
本当にどうでも良い話をする仲だった
不登校に伴う留年、休学、そして退学
彼曰く、公立上がりの身には私立特有の雰囲気に馴染めなかったらしい
私はそれに激しく同意し、彼がその中で退学を決意し、
新たなスタートを切る勇気を持ったことに敬意を表したい
地元に帰って、職を見つけることから始まるらしいが、
もともと頭のいい人なので(センターで彼に負けたことは今でも悔しい)
何か活躍できると思う
また会えそうで、
しかし、もう二度と会えないんじゃないかとも思うが
また会う日まで、私も前を向き、進んでいきたい
私たちはまだ若い
何かを始めようとするのには十分すぎる時間を持っている
このことは常に忘れがちである